書類選考の通り方:SFDC (Salesforce) 開発担当

Screening書類選考

ここでは開発者の求人を見てみましょう。日本の場合開発者、つまりプログラムを書く人、というのは結構給料が安いイメージがあります。日本の場合もそもそもキャリアパスとしてはプログラマー、設計者、プロジェクトマネージャー、というキャリアパスが IT に関わる人たちの主なキャリアパスとして描かれていると思います。

しかしながら海外ではキャリアを積んだ人でもプログラムを行う人は当たり前のようにいます。考えてみれば当たり前のことで、プログラマーもかなりの技術職。そのプログラミング言語の知識だけではなく、 OS やミドルウェアの知識も必要ですし、インフラの知識も多く必要とします。よってかなりの総合的な知識や経験が必要で日本のようにプログラマー、設計者、プロジェクトマネージャーというキャリアパスはひょっとしたらグローバルな環境の中ではマイノリティーなのかもしれません。

今回取り上げたのは開発担当の中でもセールスフォースの開発。言わずと知れた、 CRM のミドルウェアとしては世界で一番有名なものでしょう。 

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求人票紹介

それではこの求人票を見てみましょう。

Job opening - Senior Salesforce Developer in Oxford | Randstad
Senior Salesforce Developer - £85,000 - £95,000 + £8,900 car allowance I have a brand new opportunity for a Senior Salesforce Developer to join my well est...

給料

毎度のことですが、海外生活をするためには、給料は重要な要素ですね。

この求人はなかなか面白いですね。 Salesforce の開発者を求めていますが、何が面白いかと言いますと給料がかなり高いです。年収にするとおおよそ1500万円から1600万円ぐらいでしょうか。

後ほど必須条件にも出てきますが、2年程度開発経験があるだけでこれだけの年収がもらえるのであればとても魅力的な仕事ではないでしょうか。それではじっくり見ていきましょう。

企業文化

まず初めに気になるのはこの部分。

With an outstanding turnover 

経験上、企業文化というのはその会社にどれぐらい予算があるかということにもかなり影響していると感じています。

どうやらかなりの売上高の会社らしい事が分かります。恐らくキャッシュリッチな会社なのでしょう。高い給料出せるのも納得です。キャッシュリッチな会社によくあるのは、そこまでプレッシャーが高くないということです。イギリスはそこまでがむしゃらに働く文化ではないので、恐らく8時から長くても18時までで退社できるものだと思われます。

部署内での役割

You’ll be part of a team of developers and a business analyst, who help develop all Salesforce related changes for the whole company.

また、この内容から自分が働く立ち位置が見えてきます。ここに書かれてある通りチームの一員として Salesforce を使った開発をすることになります。設計からコーディングする作業が主になるでしょう。 そしてプロジェクトマネージャーにレポートする形となります。 昨今、アジャイルプロセスで開発することが主流にはなっています。クラウド系のシステムなのでほぼほぼアジャイル開発をするのだと思います。ただ、プロジェクトマネージャーと書いてあることから完全なアジャイルではなく一部 waterfall のマインドセットを取り入れた開発手法になっているのだと思われます。この辺が面接時での確認ポイントになるでしょう。

また、シニアデベロッパーを求めていると書きながら実際にはチームの一員ということなので今後キャリアが進むにつれて給料の大幅アップも見込めるように思います。ほぼほぼ担当者としての役割を求められているので給料としての上昇余地は大きいと思います。

勤務体系

The role will be hybrid but flexible with 2 days onsite in Oxfordshire and 3 days remote.

イギリスではコロナ以降は特にですが、リモートで働くことが多くなりました。2日か3日程度リモートで働く職場が多いように感じます。

日本ではこのようなセールスフォースの開発で1500万や1600万程度の年収を提示する会社はないと思います。しかも2年程度の開発経験だけで。しばらく海外でいい給料で働くのもいいのではないでしょうか。

まとめ

それでは、ここでまとめです。

  • 給料が良い。
  • 今後給料の上昇余地がある。
  • リモートで仕事ができる。
  • この仕事を取りに行く場合、職務経歴書には:
    • どれだけ Salesforce の開発について知っているかをアピールしましょう。
    • 職務経歴書には Salesforce 開発を実際に担当したことがないと分からないような技術的な内容を散りばめましょう。
    • Salesforce の資格などもアピールポイントになるでしょう。
    • また、2年以上セールスフォースの開発を担当していたのであればそれらの情報を端的に記載することが重要でしょう。

直接、この仕事に応募しない人でも似たような仕事の参考になればと思います。

ではでは、がんばってください!

いつものようにWeb魚拓↓

【魚拓】Job opening - Senior Salesforce Developer in Oxford | Randstad
- 2022年4月10日 23:11 - ウェブ魚拓

 

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