海外就職・転職し易い仕事とは？
海外就職・転職を考えている人にとって
海外転職しやすい職業ってなんだろう
と思う人は多いのではないでしょうか。もちろん、色々な仕事で就職や転職はできます。でも、海外で日本人がはたらくと言って、ぱっと思いつくのは寿司職人でしょうか（古いかもしれませんが）それでも、そこまでメジャーな職業ではないですし、もっと現実的な方法でトレーニングもできて、求人もあって、となるとやはり一択になります。それは
IT エンジニア
その理由を探っていきましょう。
ITエンジニアが海外就職・海外転職に有利な理由
理由は３つあります。
１．ポータブルスキルであること。
２．その国特有の知識を必要としない職業。
３．世界的に需要が伸びている職業。
これらの３つにマッチするのが IT エンジニア。1つずつ見ていきましょう。
１．ポータブルスキルであること。
海外転職をするということは持っているスキルが持ち運べることが重要です。
ポータブルスキルとは持ち運びできるスキルのことで、 その会社の中だけにしか使えないような知識や経験はポータブルスキルにはなりません。 例えばその会社の中だけで使用される承認のプロセスなのです。典型的なものは主任の後は課長にハンコをもらって、その書類をなぜか PDF にスキャンし、最後は部長に承認をもらうといった知識や経験。他の会社では使えないですよね。
これらのスキルはポータブルスキルではありません。ポータブルスキルになり得るものは英語、エンジニアリングなどの普遍的なものです。数学の知識や物理の知識も万国共通で使える知識でしょう。
２．その国特有の知識を必要としない職業。
次にその国特有の知識を必要としない職業です。 ある意味ポータブルスキルの枠組みの中で考えてもいいかもしれませんが、ここで例として挙げたいのは日本国内ではポータブルスキルとなりうるものです。例えば経理の知識、法律の知識、あるいは人事としての職業経験。これらは日本国内でいる限りでは立派なポータブルスキルとして考えることができると思います。ただ、経理や法律などは最たるものですが国が変われば必要な知識が変わります。また、必要な資格も変わってくるでしょう。これらの資格や経験は残念ながら海外転職という意味ではポータブルなスキルにはなりません。
３．世界的に需要が伸びている職業。
最後に世界的に需要が伸びている職業。
上の二つの条件に当てはまる職業はいくつかあります。大学教授、エンジニア、寿司職人など。ただ大学教授、寿司職人、ラーメン屋などは需要としてそこまで伸びているわけではありません。求人を見てみてもそのような求人が出ていることは稀ですし、寿司職人も給料はそんなに高いわけではありません。そもそも最近中国人が寿司職人やってますしね。
そこでエンジニアとなるわけですが、 IT エンジニア以外はそこそこ国内マーケットで供給が事足りている状況です。VISAサポートありの求人もそこまで多く出ているようには見受けられません。
これらの三つを兼ね備えた仕事としてはやはりエンジニアという結論になります。こちらではITエンジニアになる方法を解説しています。参考にしてください！
ちなみに出向という形で海外に赴任するということになるのであれば商社がオススメです。こちらのデータをご覧ください。三菱商事の場合、単純に計算すると約5人に1人は海外に出向していることになります 。
今大学生でこれから就職する人にとってはこのようなデータも参考にしてみてはいかがでしょうか。
海外在住できるチャンスを少しでも増やすために、海外赴任しやすい国内企業にいておくことも選択肢としてはありですね。
転職活動を始めるには参考までにこちらもどうぞ。
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