今回の経験を通して色々なことを考えて、出した結論は日本人の海外でのアストラゼネカのワクチン接種は勧めない、私はもう一回接種したので二回目も受けるつもり。
ワクチンは接種したほうが良い
多分、副反応があれだけ強かったということは、本当のコロナにかかったらもっと辛い状況になっていたのだと思う。そう考えると摂取するリスクよりコロナに罹患して重大なことになるリスクのほうが到底大きい。後遺症が残っている人もいるようだし。
もう一年ぐらい待ってもっとStableなワクチンを待つのも一つの手だけれども、それまでコロナにかからずに、じっとできるかというと、私はできない。世界に羽ばたきたいのだ。
最悪に近しいことを考える
今回結局救急病院にまで行くに至った。やはりそうなると最悪のことも脳裏をよぎる。まだ死ねたら良いけど、副反応によっては、死ねないパターンもあるようだ。
死ねないパターンになったら、治療が必要になる。治療をしながら、そのままイギリスに居続けるのか。そのままイギリスに居る人はそれでもいいかもしれない。英国政府が多分補償なり、病院の手当をしてくれるだろう。でも、私は日本に帰ると思う。
最後は結局日本に帰ってからどういう治療になるかを考えるが、日本政府はアストラゼネカを承認したものの使わないという選択肢をとっている。
このままアストラゼネカ特有の何かが残った場合、日本での治療はひょっとしたら難しいかもしれない。
「いやー、ファイザーとかは治療方針の資料はあるんですけどね」
なんて、言葉が医者から言われるような気がしてならない。
そう考えると、アストラゼネカは勧められない。
変異株への有効性
しかも、あれだけつらい思いをした副反応に耐えたのに、変異株に対しては6割程度?の効果だなんて。ひどい。
ファイザー製ワクチンでは、2回目の接種から2週間後の時点でインド型変異株の発症を88%防ぐ効果が示された。これに対し、英ケント型の変異株に対しては93%の効果がみられた。
アストラゼネカ製の場合は、インド型変異株に対しては60%、イギリス型の変異株に対しては66%の効果が示された。
ということでこんな優先順位。
- 引き込もれる人は一年待つ。
- もうちょっとデータが出てからと思う人は2-3ヶ月引きこもって、その時の状況で判断。
- 今、受けないとまずそうな人で選べる人はファイザーで。
- がたがた言ってられない人は、アストラゼネカ。
総じて接種したほうが良いのは間違いないだろうから、しょうがない人はアストラゼネカ。
がんばれ人類。
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