書類選考の通り方:ビザサポートありの銀行系IT PM

Screening書類選考
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求人票紹介

Japanese-speaking Project Manager/Business Analyst (Ref: MI44227) - Centre People Appointments
Our client, Japanese bank’s affiliated company, has an IT team of developing and maintaining the bank’s market risk management systems. They are currently seeki...

今回もビザサポートのある求人票の紹介です。以前にも書いた通りブレグジットの後、ビザサポートありの求人が増えています。当然ヨーロッパ圏からは人を雇うにもビザが必要になるため、ビザサポートありの求人が普通になってきた印象を持っています。

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仕事内容

今回は日系の銀行の IT PM です。

滲み出てる Japanese culture への執着 

この求人を見て最初に思った感想は日本文化への執着があちこちに滲み出ているところです。

最初は普通に Japanese Bankと書いてあるだけでこれはそこまで 気にならないです。ただ、半沢直樹を見ましたといえば面接は通るんだろうか。

Ability to multitask and manage multiple projects simultaneously, while balancing challenging deadlines and client constraints

Strong analytical and problem solving skills

Proven ability to be flexible and work hard, both independently and in a team environment, in a highpressure environment with changing priorities

Working experience in Japanese banks/ Understanding of Japanese culture 

ここに書いてあることはつまりいろんな仕事が降ってきて勝つデッドラインが明確であらゆる制約がある中、対応すべきことが色々あると書かれているようにみえます。日本文化への理解があるというところをどう解釈するかというところが非常に難しいです。ただおそらくは結構タフな仕事をさせられるのではないかと思います。なぜかと言うとここに書いてある通り、ハイプレッシャーと書いてあるからです。

仕事環境・給料

日本でよくあるようながむしゃらに働いて8時から20時ぐらいまで働き詰め、というような環境ではないかと推測します。ただ、給料としては、残業時間分がさらにプラスになるのであれば給料はそこまで悪くないのかもしれません80Kポンド(1200万円強)ぐらいは行くかもしれない。そんな印象を持ちます。一般的にはやや高いですが、それにしても銀行系の割には給料が安いのは気になりますね。ただ非常にタフだと思います 。

また、この求人も日本人が書いてるような印象なので面接官も普通に日本人が出てきそうな気がしますね。

The Project manager/Business Analyst position requires strong financial business skills and would be responsible for planning the development, managing tasks and issues, designing, reviewing and analysing issues including writing specification documents, testing to support application system.

ここまでタフな求人は見たことがないですね。 ちょっとこれはやらせすぎなような気がしますし、かなりタフな仕事になると思います。普通、プロジェクトマネージャーかビジネスアナリストのいずれかで一本、求人票を立てます。それをどちらかではなく両方やらせることをはっきりと明記しているのはなかなかチャレンジングな求人だと思います。 それだけタフな仕事だということは理解しておく必要があると思います。

プロジェクトマネージメントからビジネス要件の分解、タスクの管理と一周の管理、設計およびレビュー、設計書も書く必要があり、最後にはテストも自分でやるんじゃないかというぐらいの勢いのことが書かれています。ここである程度耐えて、他の会社に転職するというのがいいような気がします。いずれにせよ日本語を使う仕事での仕事はそこまで多くはありませんのでチャンスはチャンス。

職務経歴書でアピールすること

求められているのは日本企業独特の調整業務根回しができること、銀行系の用語を理解していること、長時間労働に耐えられることです。それを踏まえると、

  • 日本企業特有の調整業務を実施したことがある場合はその経験を書くと良いでしょう。例えばいわゆる PMO 業務などのことを言います。
  • 銀行系での仕事を実施したことがある場合はその経験を書くと良いでしょう。 ここで求められているビジネス用語を理解していることをアピールしましょう。
  • 長時間労働を厭わないといった雰囲気のことを記載しましょう。例えば想定以上の仕事をさばいた経験や、同僚が2、3人辞めていった中で自分一人で耐えきったなどを記載すると良いでしょう。

面接時に想定される質問

想定される質問としては、どれぐらいタフな環境で働いたことがあるかというのを問われるのだと思います。つまり、

  • 今までで最も成果を上げた仕事内容を教えてください。
  • 今までで最もタフだった仕事の経験を教えてください。
  • 上司からはダメだと言われたけれども、どうしても他のステークホルダーと折り合いがつかなかった時の事を教えてください。
  • 自分一人だけが会議の中で違うことを主張していたけれども、実際に自分の主張が正しく他の人の考え方を変えた時の事を教えてください。
  • 時間がない中で多くの仕事を求められた時、優先順位をつける以外に何を実施しますか。

給料は結構いいので、オススメはオススメですが、なかなかタフな仕事であることは覚悟が必要ですね。

いつものようにWeb魚拓です。こちらの記事もご参考に↓

【魚拓】Japanese-speaking Project Manager/Business Analyst (Ref: MI44227) - Centre Peopl...
- 2022年4月28日 06:38 - ウェブ魚拓

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