部下をマネジメントする(1)

peopleマネジメント
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進捗がわからない

この1年、どのようにチームをマネジメントすれば良いのかずっと考えてきた。

私の開発チームには常時20名ほどのメンバーがいる。しかも、結構人の入れ替わりが激しい。この前も一人退職すると言ってきた。これはまた今度書こうと思う。意志は強いようだったので、特に引き止めることはしない。

最大の問題は何が問題なのかがわからないことで、気づいたときには何かが既に遅い。避けたいことは色々ある。

  1. チーム内で認識の齟齬がうまれること。
    このソフトウェアはこのタイミングでリリースでしょ?そうすると、このタイミングでは、こうなってると思って動いてたんだけど、違うの?あれあれ?扱っている商品のバリエーションがいっぱいあり、共通部分の開発と個別開発が並行して進む。そうなると、行き違い、認識齟齬、勘違いなどなどいっぱい生まれる。
  2. 本来あるべきスケジュールに対して遅れているのかわからないこと。
    というより、スケジュールに対して基本的に遅れるその遅れ具合がどの程度やばいのかやばくないのかがわからない。私も結構そうだけども遅れてても、積極的に遅れてるなんて言いにくい。何とかリカバリーできる提案を持っていきたいと思うものである。マネージャになるとその傾向はより強くなった。
  3. 意図が伝わっていないこと。
    周辺情報(他の開発状況)含めて、こうやって欲しいというのが伝わっていないことがある。伝言ゲームになるともう最悪でして。
  4. 方針が伝わっていないこと。特定の人に伝わっていて、特定の人に伝わっていないということ。
    認識齟齬で似ているが、こちらは言ったつもり。全員にメールしたつもりだったりしたり。あるいは主任級に言ったつもりなものが、結局伝わっておらずタイムロスするということが起こりうる。
  5. コミュニケーションが希薄になること
    これは全般的なコミュニケーションのことで、上記課題とはやや毛色が違うが、コロナなんで。基本在宅です。在宅になるとコミュニケーションが希薄。まぁ誰かがやってるだろう。なんてことが起こる。

本当にやりたいことは上記に一つもないのだが、ここを抑えておかないと本当にやりたことができないので、しっかりと抑えておく。ちなみに、本当にやりたいことは、(今は)緊急性は低いがとても重要なこと。緊急性高くて重要なことなんて、ほっといても誰かがアラートを上げてくれて、ばたばたって(非効率ながら)解決していくものである。

ここまで書いて結局長くなったので、次回はとりあえず、やったことを列挙しようと思う。

そういえば、外人特有の何かっていうのは余り書いてないな。外人部下をマネジメントする際の気になることって余り気にしたことがなかった。思慮が浅薄なことが外人には多いかなと思われるが。どうなんだろう。こっちに慣れすぎたのか。それは別で考えよう。


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